今や連結売上高が3000億円を超え人材紹介大手の一員でもあるパソナキャリア。実は海外展開も積極的で海外事務所も多数開設しています。
この記事では「パソナキャリアって実際どんな会社なの?使っている人の評判はどうなの?」という人に向けて、アジアで人材紹介畑を渡り歩くキャリアコンサルタントが評判をまとめています。
この記事の目次
パソナキャリアの基礎情報
【公式サイト】:https://www.pasonacareer.jp
パソナキャリアはリクルートエージェントやdodaと並ぶ、あらゆる業種や年代の人材紹介に対応した総合転職支援企業です。
大手でありながらも丁寧なサポートに定評があり、公式発表によれば利用者の「96.8%」がサービスに満足しています。驚異的な数字ですね。
パソナキャリアは元をたどると大阪発祥の人材関連ベンチャー企業。現在もパソナグループの会長を務める南部 靖之氏が創業し、一代で業界を代表する企業まで育てました。ものすごい経営手腕です。
人材紹介業以外にも研修や福利厚生など、まさに「働く人を支えるサービス」を総合的に展開しています。働く人をあらゆる面から支えたい、という創業者の想いが事業に現れていますね。
海外転職におけるパソナキャリアの特徴
日本国内からはあまり見えてこない部分も含め、パソナキャリアの特徴をご紹介します。
海外拠点数は日系転職エージェントとしてトップ
海外拠点は2018年12月時点で13か国に渡ります(事務所の数は20を超えます)。
アジアを中心にしながらもアメリカ大陸や欧州にも進出しており、日系エージェントとして「実質トップ」の拠点数となっています。
人材紹介業のパソナキャリアとしてだけではなく、他グループ企業としても積極的に海外展開しています。
その拠点数を活かした情報網は業界トップクラス。Webサイトで求人情報を探すことができますが、パソナキャリアの場合かなり細かいエリアまで指定できます。
これはある程度の現地求人量、そして現地転職のノウハウがないと提供できません。
もしあなたの働きたいエリアや国がすでに決まっている場合はパソナキャリアに相談するとよいでしょう。
サポートに対する姿勢
パソナキャリアはサポートに定評があります。これは一重に創業者の社会貢献意識がサービスにも表れているから、と言われています。
海外転職向けのイベントも積極的に展開しており、求人だけではなく海外転職そのものに対する考え方やキャリア戦略も必要とあれば教えてもらえます。
また、大手だと経験が浅い転職者のサポートは薄くなりがちですが、パソナの場合はあらゆる職種や給与レンジの人に丁寧なサービスを提供しています。
パソナキャリアの良い評判
実際にサービスを利用した人からの良い評判をまとめると、下記2点への満足度が高いです。
[box05 title=”パソナキャリアの良い評判”]- 丁寧なキャリアコンサルティング
- 女性の海外転職への本気度
丁寧なキャリアコンサルティング
パソナに関しては「コンサルタントが親身になって一緒に考えてくれた」という評判を一番多く聞きます。
たとえば他のエージェントだと断られる可能性もある「英語が話せない求職者」からも「英語不問の求人を長期間にわたり探してくれた」という声がありました。
女性の海外転職への本気度
もともと「主婦の職場復帰を支援する」という志の元設立された企業だけあり、女性の海外転職サポートも積極的に展開しています。
実際パソナ自身も女性社員を海外駐在員として送り込んでいます。私が海外で出会った某国のパソナ駐在員の方も、既婚の女性の方でした。
このように自社で自ら実践しているからこそ、転職者にサービスとして提供できるのでしょう。
パソナキャリアの悪い評判
そこまで悪い評判はありませんが、人によっては下記のような意見もあります。
[box05 title=”パソナキャリアの悪い評判”]- 全体的な求人数が多くはない
全体的な求人数が多くはない
人によっては「紹介された求人数が他よりも少なかった」という声がありました。
実際公式に発表している求人数の数を見ても、最大手のリクルートエージェントや2番手のdodaには及びません。
ただ各国に深く根ざして情報収集をしているグループなので、情報の深さを見ればまた別の評価につながるのかと思います。
パソナはじっくりと丁寧に進めたい人におすすめのエージェント
パソナキャリアを一言であらわすなら「真摯に対応してくれるエージェント」だと思います。会社全体として社会貢献意識が高く、その分ひとりひとりの将来に対して真面目に対応してくれます。
海外に転職したいけれどもまだ少し迷いがある…という場合にはパソナキャリアにまず相談してみるのが良いでしょう。
その他の海外転職系エージェントについて知りたい方は下記の記事をご参照ください。